年金制度編「基礎知識」

高齢化社会に伴い多くの問題を抱えている「年金制度」。不安に思う方も多いのではないでしょうか。
どんな年金がもらえる?私はいくらもらえる?手続きはどうしたらいい?そもそも、年金をもらえる?
-そのような疑問を解消し、将来の年金受給までに知っておくべきこと、今からできることを考えていただくきっかけとして、年金制度についてご紹介します。
今回は公的年金制度の基礎知識をご紹介します。「公的年金」について皆さんの理解を深めるお役に立てれば幸いです。



はじめに―公的年金制度の種類

日本の公的年金制度は、現役世代の納める保険料によって、受給世代である高齢者の年金給付を賄う「世代間扶養」の仕組みによって成り立ちます。
公的年金制度には、「国民年金」「厚生年金保険」の2種類があり、その人の職業などにより加入する年金制度が決まります(共済年金は平成27年10月1日から、厚生年金保険に統合されました)。


公的年金制度の基礎知識