30代の働く地図
- 編者:玄田有史
- サイズ:四六判・368頁
- 定価:本体2,000円+消費税
- 発刊:2018年10月
- 出版社:岩波書店
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本書紹介
当協会では、2017年6月に東京大学社会科学研究所教授 玄田 有史 氏を主査に「これからの働き方研究会」を設置し、働くことにまつわる議論を1年間重ね、その研究成果として、2018年10月に書籍『30代の働く地図』を発刊しました。
本書は、職場で中核を担いつつも、転職や独立、副業や兼業を考えたり、家族や住居など、人生の重要な選択が集中する「働く30代」に焦点をあて、岐路に立つ世代に示唆を与える内容を目指して、専門家がさまざまな視点から執筆しました。この内容は、これから30代を迎える若い世代、また30代と向き合う管理職や人事担当者など、幅広い「働く」世代にお役立ていただけます。ぜひご覧ください。
本書の構成
序 『30代の働く地図』について-本書の目的
第1章 真の働き方改革とは-カギを握る多様性
第2章 わたしは正社員?-会社との新たなつきあい方
第3章 転職を選択する前に-知っておきたい現実
第4章 なぜ副業をするのか-自由と制約のあいだで
第5章 テイラーワーカーとは-働く柔軟性を問い直す
第6章 賃金と報酬の世界-働く動機の現在と未来
第7章 働く力を自分で高めるために-足りない何かを補う
第8章 健康に働き続けるには-法律は労働者を守る
第9章 変わりゆく夫婦の約束-家族の生活安定戦略
第10章 忙しい日々を乗り切る-相談相手という存在
第11章 良い職場をつくるのは誰?-労働組合の本当
結章 働き方の道標-本書からのメッセージ
あとがき
編者・執筆者紹介
東京大学社会科学研究所 教授 | 玄田有史〈編者〉 |
リクルートワークス研究所 主任研究員 | 大嶋寧子 |
東洋大学経済学部 准教授 | 川上淳之 |
東北大学大学院法学研究科 准教授 | 桑村裕美子 |
千葉大学大学院社会科学研究院 准教授 | 佐野晋平 |
労働政策研究・研修機構 研究員 | 高橋陽子 |
関東学院大学経済学部 講師 | 田中聡一郎 |
神戸大学大学院経済学研究科 准教授 | 勇上和史 |
一橋大学大学院経済学研究科 准教授 | 横山泉 |
リクルートワークス研究所 主任研究員 | 中村天江 |
中央大学大学院戦略経営研究科 教授 | 佐藤博樹 |
日本労働組合総連合会総合労働局 局長 | 村上陽子 |