“惑星の限界(プラネタリー・バウンダリー)”への処方箋 ―環境・福祉政策が生み出す新しい経済

開催日:2023年9月2日(土)14時~16時30分

動画視聴期間:2024年4月30日(火)まで

「惑星の限界」、私たち人間や様々な生物が暮らし生きているこの星の限界はどこまでなのか。人類のこれまでのそしてこれからの経済活動がこの星を破壊するのではないか。
それらを考えると、人間の幸せ、「幸福とは何か」を問い直さなければならないという課題も生まれる。
こうした危機意識・課題について「環境・福祉政策」などを、ともに考察する機会になれば幸いです。

開催日
2023年9月2日(土)14時~16時30分
会場
御茶ノ水「全電通労働会館」多目的ホール [アクセスマップ]
参加費
無料
開催方式
「会場での当日参加」と「後日の動画視聴」の両方でご参加いただけます。
 ①「会場での当日参加」:300名程度
 ②「後日の動画視聴」
  当日の録画後に編集をおこない、2023年10月中に配信を開始します。
お申込み期間
※お申込みは終了しました
お問い合わせ窓口
開設期間:7月18日(火)~9月4日(月)
竹田印刷株式会社内「全労済協会シンポジウム」事務局
TEL:048-912-0703
(祝日及び、8/14(月)~8/16(水)を除く月~金曜日10:00~17:00)

プログラム、登壇者および研究会成果書籍のご紹介

プログラム

第1部:
■基調講演 国谷裕子氏
■「資本主義経済の再構築としてのSDGs研究会」論点報告
 研究会メンバー
第2部:
パネルディスカッション
 総合司会      渡辺真理氏
 ファシリテーター  国谷裕子氏
 パネラー      堅達京子氏
           駒村康平氏
           諸富 徹氏

※プログラムは変更の可能性があります。変更がありましたらこちらのページで随時更新いたします。

登壇者プロフィール

国谷裕子氏

国谷 裕子(くにや ひろこ)
ジャーナリスト

米ブラウン大学卒。1993年から2016年までNHK「クローズアップ現代」キャスター。現在、SDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発を中心に活動を行なっている。東京藝術大学理事(SDGs推進室長)、慶應義塾大学大学院特別招聘教授、自然エネルギー財団理事、FAO(国連食糧農業機関)日本担当親善大使。02年菊池寛賞、11年日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞受賞。著書『キャスターという仕事』(岩波新書)

堅達京子氏

堅達 京子(げんだつ きょうこ)
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー

早稲田大学卒。ソルボンヌ大学留学を経て1988年NHK入局。クローズアップ現代やNHKスペシャルなどを制作。NHK環境キャンペーンの責任者を務め、気候変動、SDGsなどをテーマに多くのドキュメンタリーを制作。NHKエンタープライズに転籍後、「2030 未来への分岐点」などを制作。日本環境ジャーナリストの会副会長、東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。著書に『脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流』など。

渡辺真理氏

渡辺 真理(わたなべ まり)
アナウンサー

1967年神奈川県横浜市生まれ。1990 年TBS にアナウンサーとして入社。1998年フリーに。現在は「知られざるガリバー」(テレビ東京)出演。ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」ではお菓子のコラム「マリーな部屋」を連載中。

資本主義経済の再構築としてのSDGs研究会メンバー

駒村康平氏

駒村 康平(こまむら こうへい)
慶應義塾大学経済学部教授、ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長、博士(経済学)

著書に『年金と家計の経済分析』、『福祉の総合政策』、『最低所得保障』、『日本の年金』、『社会政策』、『エッセンシャル金融ジェロントロジー』など。主な公職に、2009~2012年 厚生労働省顧問、2010年~ 社会保障審議会委員、2021年より臨時委員、2012~2013年 社会保障制度改革国民会議委員、2018年~ 金融庁金融審議会市場ワーキンググループ委員。

諸富 徹氏

諸富 徹(もろとみ とおる)
京都大学大学院経済学研究科教授

同志社大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。1998年 横浜国立大学経済学部助教授、2002年 京都大学大学院経済学研究科助教授等を経て、2010年から現職。この間に、内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官、ミシガン大学客員研究員等を歴任。主著に『私たちはなぜ税金をおさめるのか―租税の経済思想史』(租税資料館賞)、『資本主義の新しい形』(第11回不動産協会賞)など。

内田由紀子氏

内田 由紀子(うちだ ゆきこ)
京都大学人と社会の未来研究院教授・院長

専門は文化心理学・社会心理学。京都大学教育学部教育心理学科卒、京都大学大学院人間環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。ミシガン大学、スタンフォード大学各客員研究員、京都大学こころの未来研究センター助教、准教授を経て、2019年より教授。2019年~2020年 スタンフォード大学行動科学先端研究センター(CASBS)フェロー。著書に『これからの幸福について 文化的幸福観のすすめ』など。

喜多川和典氏

喜多川 和典(きたがわ かずのり)
公益財団法人日本生産性本部コンサルティング部エコ・マネジメント・センター長、上智大学大学院地球環境学研究科非常勤講師

長年にわたり、行政・企業の環境に関わるリサーチ及びコンサルティングにあたる。経済産業省循環経済ビジョン研究会委員(2018年度~2019年度)、NEDO技術委員、ISO TC323 Circular Economy 国内委員会委員(2019年度~2022年度)。著書に『サーキュラーエコノミー 循環経済がビジネスを変える』、『プラスチックの環境対応技術』(いずれも共著)など。

山下潤氏

山下 潤(やました じゅん)
九州大学大学院比較社会文化研究院社会情報部門教授

1995年にルンド大学(スウェーデン)で博士号取得、九州大学大学院比較社会文化研究科助手。1997年に長崎大学環境科学部助教授、2000年に九州大学大学院比較社会文化研究院助教授を経て現職。これまで、エジンバラ大学やロンドン大学等で客員研究員や日本学術会議の連携会員等を務め、OECDの環境情報作業部会や気候行動に係る国際プログラムに従事。著書に『環境都市政策入門』など。

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研究会成果書籍のご紹介

環境・福祉政策が生み出す新しい経済 ―“惑星の限界(プラネタリー・バウンダリー)”への処方箋―
  • 『環境・福祉政策が生み出す新しい経済 ―“惑星の限界(プラネタリー・バウンダリー)”への処方箋―』
  • 編著者:駒村康平、諸富徹
  • サイズ:四六判・280頁
  • 定価:本体2,500円+消費税
  • 発刊:2023年5月
  • 出版社:岩波書店
  • 岩波書店の紹介ページはこちらから

共催・後援団体

共催団体:
こくみん共済 coop、日本再共済連
後援団体:
日本労働組合総連合会、教育文化協会、労働者福祉中央協議会、全国労働金庫協会、
日本共済協会、日本生活協同組合連合会、全国中小企業勤労者福祉サービスセンター、
日本退職者連合、日本協同組合連携機構
今回のシンポジウムのチラシをPDFでご用意しております。こちらもご覧ください。